こんにちは。

昨日、今日あたりにTwitterを見ていると、残念な情報が入ってきました。大分県日田市にある株式会社日田天領水が運営する、日田天領水の里元氣の駅に保存されていた、ED76電気機関車と2両の14系客車が全車解体撤去されるのでは、というものです。

株式会社日田天領水のホームページ等を見るに、リンク欄から「寝台特急富士」展示場というリンクがあり、ここに保存車両がある旨は紹介されています。しかしこの記事を作成している時点においては、公式にて撤去等に関する情報は特に記載されていません。

一次情報は管理人のものではありませんのでここでの転載は行いませんが、ED76-91、オロネ15-3005、スハネフ14-5が保存されていました。現段階の情報によりますと、オロネ15-3005は解体が進行しており、ED76-91も銘板が外されているということです。

管理人は一度、2013年8月に訪問しています。車内にも入ることができる保存車でした。
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ED76と2両の客車。
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ED76機関車内は運転台が残されていました。
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時刻表はそれっぽいものに。最終行に「元気の駅」があるのがご愛敬。
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ED76の機器は取り払われ、車両やブルートレインの歴史などに関する展示がありました。

つづいてオロネ15-3005。
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階段があり、車内に入ることができました。
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デッキ。中に入っていきます。
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車内は特に手が入れられておらず、そのままの雰囲気でした。
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個室もそのまま残されていました。

最後に、スハネフ14-5。
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14形の白帯車両でした。
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「お顔」側。この頃から少し塗装の傷みは気になりました。
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車番。
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車内に入るとデッキから通路への扉。
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開放2段B寝台も営業末期のままになっていました。
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洗面台も残されていました。

この時は今同様に暑く、車内にエアコンが設置されていたのも機器を取っ払ったED76車内のみで、客車2両は設置されていなかったと記憶しています。客車内では寝台に目を輝かせつつも、ほぼ写真を撮るだけで終わってしまいました。次に来るときにはもう少し涼しい時に来て、少しばかり寝台に横になってみたいと思っていましたが、それも叶わなくなってしまいました。特にオロネ15-3000形は、改造前のオロネ25形と合わせても他に保存されている情報がなく、貴重な存在と思われるだけに残念です。

ただこうして見返してみますと、2009年に富士・はやぶさとしての運行を終了した後、すぐにこの地に搬入されたとして、この当時で既に約4年。この時点でも一応屋根は付いているものの風雨を完全に避けられるものではなく、ところどころ塗装が浮いている箇所が散見されたのも事実です。

あれから更に8年が経った訳ですから、いくら申し訳程度に屋根は付いていたとしても、老朽化は免れなかったのかもしれません。同じような形状の屋根を付け、同時期に14系車両を受け入れて営業を始めた、熊本県多良木町の「ブルートレインたらぎ」さんでは、塗装がだいぶ傷んできていたものを今年リニューアルオープンとして綺麗にやり直していましたから、直前の状況は分かりかねるものの、思った以上にガタが来ていたのかもしれません。

全国には国鉄・JRで活躍した車両を始めとする保存車は全国各地にありますが、中には屋根などもない雨ざらしのあまり良いとは言えない保存状況・状態の車両もあります。そんな中、これらの車両は一応でも屋根付きであるにも関わらず、保存から10年余りで解体の憂き目に遭うというのは衝撃を感じざるを得ず、他の保存車もいつ同様の運命を辿るか分からないな、という思いになりました。今回このようになり残念ですが、これまで保存されてきた、株式会社日田天領水さんにも感謝です。

ということで今回は、大分県日田市・日田天領水の里元気の駅に保存されていた車両の現況についてでした。今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。


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