こんにちは。

今日は気になるニュース記事を見つけたのでご紹介します。

<中国新聞デジタル 可部線の混雑率132%全国4位 悩むJR>
(当記事は途中から有料記事となります。リンク切れの際はご容赦ください。)

JR可部線の混雑率が全国的に見ても、日暮里・舎人ライナー、信越本線(新潟市内の区間)、武蔵野線に次いで高い数字となっているということです。ちなみに、この記事にある混雑率の定義は、車両一両あたりの定員に対する乗客数をパーセント単位で算出したものになっています。

広島近郊で見ても、他の山陽本線、呉線、芸備線の混雑率が横ばいもしくは低下で推移している中で、可部線のみここ3年間推移でも上昇傾向とのことです。

広島県外の人や、県内の人でも使っている人でもなければ、可部線といわれても混雑がそんなにも高いのか?と思われると思います。まして、2003年11月末で可部駅以北(当時)が営業を終了している路線です。

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(あき亀山行きの列車)

可部線の沿線が全体的に宅地開発が集中的に行われているエリアであることや、沿線の高校、大学があり、これらの通勤・通学が押し上げていると思います。それに加えて広島の他線区と比べると設備面で劣ることが原因と考えます。

元々可部線は軽便規格の路線に端を発しています。また、列車の最長は4両編成。山陽本線や呉線は8両、芸備線は近年でも5,6両の編成が組まれており、一編成あたりの輸送力がどうしても小さくなってしまいます。沿線の住宅地は線路のすぐ近くまで迫っていることもあり、部分的な複線化も難しそうです。

また、単線であるため輸送力がどうしても小さくなります。便数の多い緑井駅までの区間には、途中アストラムラインとの接続のために新設された大町駅が棒線駅で存在しており、これも増便を阻む要素になりそうです。

平日朝の芸備線では行われている、広島方面への列車を集中的に運行するのも、沿線への通学需要は必ずしも広島方面だけでないこと考えるとできそうにないことも、この問題を難しくしている要因のように思います。

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(かつて運用されていた105系4扉車)

1981年に在来線は幹線・地方交通線の区分が行われました。当時は可部~三段峡間が営業していたことや、現在営業中の区間も今ほど輸送量が大きくなかったこともあり、全線での輸送実績は地方交通線に分類されていますが、現在では利用者数の観点からは幹線の分類としても高いレベルの輸送実績を上げている路線となっています。

地方交通線のため、利用者の方々は少しばかりですが幹線に分類された山陽本線や呉線より割高な運賃を払っていることにもなります。割高な運賃で混雑のひどい列車に乗っている現状を考えると、何かしらその運賃ぶんを有効に活用してもらえたらと思うばかりです。

今回も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。



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