こんにちは。

昨日3月13日はJRグループダイヤ改正ということで、JR東日本185系やJR四国2000系、JR貨物DD51の引退や、JR北海道で多くの駅が廃止されるなどの"去り行くもの"がありました。

管理人の住む広島地区では、JRグループ全社レベルで行われた、「見直し」という名の減便が行われています。昨今のコロナ禍では利用者が減ってしまうというのはある程度致し方ないように思いますが、公共交通機関としての鉄道のプレゼンスが下がってしまうような気がして心配になります。

減便された列車の中には、近年土曜・休日ダイヤのみ運行されていた日中の快速列車「シティライナー」も含まれています。「シティライナー」は今回のダイヤ改正前では、昼間時間帯に岩国~広島間(ただし岩国~大野浦間は各駅に停車)で運行されていましたが、午前中の岩国行き2本のみ西条駅始発で運行されていました。

今回のダイヤ改正で、西条駅始発のシティライナーは1本に減便された上、その1本も岩国行きから広島行きに変更されました。今回、ダイヤ改正初日の西条駅始発のシティライナーに乗車してみました。
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西条駅発は10時32分。運用される車両は前日に西条駅東方の電留線に留置されていた車両で、10時25分頃には入線してきます。

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この列車が走行するスジ自体は、ダイヤ改正前後で変わっていません。
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列車は8両編成。当日の編成は下りからA21編成+A29編成+S19編成による運転でした。広島以東からの広島行きの列車は路線記号Gで走っているのをよく見かける気がするのですが、この列車は路線記号Rを掲示していました。

元々編成が広島地区では最長の8両編成であり、座席数に余裕があるということも手伝ってか、車内は空席が目立っていました。広島地区ではここ10年くらい、一部時期を除いて運行区間、停車駅、運行時間帯について試行錯誤を重ねながら快速列車の運転が行われていますが、なかなか利便性を高める存在になっていないように思うのが残念なところです。今のダイヤでは途中に緩急接続があるわけでもなく、通過駅を設定することで乗車機会を逸失する乗客のことまで考えると、トータルで効果が高いといえるかどうかは疑問です。

管理人は終点のひとつ手前の停車駅である海田市駅で下車。あとで調べてみましたが、海田市駅で下車して広島駅より手前の2駅に行こうと思うと、結局シティライナーの4分後に発車する普通列車に乗るのが一番早いようで、呉線の普通列車がすぐ後に来るような時間に挟めば利便性ももう少し上がるのではないかなぁ…と考えたものです。呉線のこともありますし、すべてを満足するダイヤを組成するのは簡単ではないことは勿論わかっているのですが。

ということで今回はダイヤ改正初日に、ダイヤ改正により片道1便だけ設定された、西条駅始発のシティライナーに乗車した感想についてご紹介しました。今回も最後までお読み頂きましてありがとうございました。


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