こんにちは。
前回に引き続き、道東・オホーツク地域への旅行の片手間に訪問した、旧湧網線・佐呂間駅、旧相生線・北見相生駅を訪問した様子をご紹介します。
まずは佐呂間駅へ。構内の跡地に車両が保存されています。
まずは佐呂間駅へ。構内の跡地に車両が保存されています。

DE10-1677、車掌車ヨ8017。
その後ろには、郵便・荷物合造車のスユニ50-517とD51-565が繋がれています。
SLは早くも冬支度。琺瑯製の駅名票も残っています。
屋根は一応あるものの風雨や雪の影響がない保存方法ではありませんが、各車とも塗装は若干褪せているものの浮きなどはみられず、比較的よく手入れされているように見受けました。
DE10-1677は12年弱で廃車と短命だったようですが、何か理由があるのかな?
駅舎を模した建物は鉄道資料館。のぞいてみる感じ、中には割と「濃い」資料がたくさんあるみたいでしたが、行ってみると、どうも管理者(佐呂間町からの委託)が普段施錠しているらしく、今回は諦めました。訪問したい場合は、町HPに記載の管理者にあらかじめ連絡しておくのが賢明なようです。
続いて北見相生駅へ。
釧網線がその昔、厚岸に向けて伸ばそうとしていたところが途中で釧路に変わってしまい、存在意義が薄れたとして頓挫した釧美線計画の悲しき終着駅。駅跡地は「道の駅 あいおい」と一体となっています。
駅舎。実は再建らしいです。駅待合室は町営バス(相生線廃止後の転換バス)の待合室としても使用されていましたが、町営バスは廃止となったようです。
駅名標と名所案内のレプリカ。阿寒湖まで行っていれば、観光路線としての趣もあったのかもしれませんが。
旧ホームと貨車群。終着駅とはいえ、山間の物静かな佇まいでした。奥に除雪車っぽい奴がいたんですが、写真を撮っていないな…。
キハ22-69。実物は初めて見ました。管理人は世代的に現役時代を知りませんが、北海道の保存鉄道を調べていると、特定地方交通線の取り組みにより廃止された路線跡の保存車として、この形式は比較的多く残存しているように思います。
スハ43は列車ホテルとして利用されているようです。車両の逆サイドには空調の室外機があり、車両と同じ色に塗られていました。
こちらの車両も廃線から今年で35年ですが、屋外にありながらよく手入れされている印象でした。
隣接の道の駅では、「クマヤキ」なる、たい焼きの熊版のようなお菓子を売っています。味は4種類。ご訪問の際はぜひ。
北海道は特定地方交通線の廃線が比較的多かったことも手伝ってか、鉄道跡地の保存が比較的多いように思います。また別の場所も訪問してみたいです。
今回、前回、前々回と北海道旅行に関する記事を作成しましたが、今回で最後です。今回も最後までお読み頂きましてありがとうございました

▼各種ブログランキングに参加しています!ワンクリックいただけますと励みになります!!▼


にほんブログ村
<
コメント