
こんにちは。前回の急行宗谷カラーのご紹介に引き続き、北海道遠征に興じている管理人です。
今回は、この遠征での大きな目的の1つである、宗谷本線・抜海駅訪問をご紹介します。宗谷本線の終点・稚内駅から僅か2駅のところにある駅ですが、他の一部の駅と合わせて、来年3月での廃止の方向で検討されています。
駅名の独特の響き、開業時から使われている木造駅舎、その秘境感などに駆り立てられ、訪問したいと考えること数年、念願叶い今回去る9月24日に訪問の運びとなりました。

訪れたのは夕刻16時過ぎ。日はだいぶ傾いていました。


待合室。椅子は少ないですが設置してあり、座布団も敷かれています。あとは誰が置いたかキャンプ道具(?)一式。
かつて窓口だったと思われる所は塞がれていました。事務室等は保線作業要員が使用している模様。

ホームに出て、駅舎を振り返ったところ。寒さ対策で戸が二重に設置されています。

ホーム。宗谷本線の駅では、元が仮乗降場でない駅でも石積みのホームは珍しいように思います。


時刻表と運賃表。やがて過去のものになってしまうのか。
抜海と名の付く駅ですが、抜海の集落からは数km離れており駅周囲に人家はほんの少ししかありません。
町と町との間が遠く、クルマ社会の北海道ではなかなかこのような駅は利用に結び付きにくいのではないかと推測されましたが、このようなローカル駅が廃止となるのも寂しいものです。一方で、小駅のメンテナンス費すら削減の対象となるほどJR北海道が窮状に立たされていることもまた事実です。
地元の反対などがあり最終的に存廃が不透明な抜海駅、もしこの周辺を再訪できたらば、もう一度この駅も再訪できたらと思います。
今回もご覧いただきありがとうございます

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