こんにちは。いきなり今日はやっつけ改造のお話。

しばらく前の話ですが、赤色とアイボリーの塗り分けが特徴的だった、キハ58系・旧広島急行色が我が家にやって来ました。
もう何年前になるか、限定品として売り出されたものです。当時、黒色車輪や新集電台車は採用された後でしたが、フライホイール付モーターや種別表示がパーツ式になる前の、現行仕様に向けた過渡期的な仕様になっています。
実車は昔過ぎて見たことがありませんが、小学生に入ったくらいの頃に当時の時刻表の付録かなんかだったのか、JR各社の特急・急行、JT、新型車両などを写真入りで載せた小冊子があり、そこにこのカラーの急行ちどり号、たいしゃく号が載っていて、このカラーの存在はかなり前から知っていました。
赤色は、広島県の木であるもみじをイメージしたそうです。227系は、それに加えてカープがコンセプトとして入ってるんでしょうけど、この頃はそんなところまでは意識してないんだろうな(たぶん)。調べてみるに、国鉄色から全車が塗り替えられる前に2代目の濃淡緑色への移行が始まったらしく、この塗装自体は割と短い期間しか見られなかったそうですね。
肝心の品は中古なので品質はあまり問いませんが、取り出して最初に目についたのが…

(インレタが貼ってあるわ。)
TOMIXのキハ58、28はいずれもシャッター式タイフォンがモールドで表現されています。ここで調べていくと、2304号車はタイフォンがスリット式だと判明。2300番代は若番車(冷改前の車番で301~328)は製造時点でスリット式タイフォンを装備しており、それに該当したようです。
広島のキハ28って車両数も少ないし、他の塗色も集めていたら車番が被るなぁ…と考えた管理人。
…スリット式に改造できないか??
変な考えが頭をよぎり、改造を始めるのでした。
改造にあたり用意したのがこちら。

1.2mmと1.6mmのドリルと、アイボリー色のタイフォン。
ドリルは模型のタイフォンを実測してちょうど穴が開くサイズが1.6mmという結論に。1.2mmは、いきなり本チャンの穴あけをやるとマズい気がしたので、位置決め的に開けるために使いました。
タイフォンはキハ40広島色から拝借してます。実車が同じ色の塗装なんだから、色合いはほとんど合うはず。デカい方のスリット式であるタイプBを使います。
まず1.2mmで中心付近をやや小さめにくりぬき、1.6mmで完全にくりぬいていきます。1.2mmで少し狙った位置からズレたと思えば、1.6mmで開けるときに位置を調整します。
くりぬいたら、穴の際をドリルの縁などで削り凸をなくします。製品の塗装を傷めないように気を付けながら…。
(ここで写真があればよかったのですが撮っていませんでした。ゴメンナサイ。)
ということで…

あとは… 左右にタイフォンをはめて裏から接着すれば完成!色合いもそんなに違和感なく出来上がったんじゃないでしょうか?

上から見た図。隙間なくおさまってくれています。
やっつけ改造ですが、個人的には満足です。
せっかくなので車体標記のインレタを貼って、完全態へ。 その他、某ネットオークションや分売パーツを駆使し、フライホイール付き動力に換装、種別幕をパーツ式にし、TNカプラーもSPタイプへ交換しました。これで、最新仕様のゴハチと並べても遜色なく楽しむことができそうです。
キハ28-2304の実車は、広島生えぬきの車両として終生過ごし、2000年2月に廃車となっているそうです。相方のキハ58-648も広島生え抜きの車両で、こちらは急行みよし号の廃止まで広島配置で残った3組キハ58型の1両でしたので、覚えている方も多いのではないでしょうか。
今回はやっつけ改造をご紹介しました。また何か悪知恵を思いついたらご紹介したいと思います。今回もご覧いただきましてありがとうございました。
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しばらく前の話ですが、赤色とアイボリーの塗り分けが特徴的だった、キハ58系・旧広島急行色が我が家にやって来ました。
もう何年前になるか、限定品として売り出されたものです。当時、黒色車輪や新集電台車は採用された後でしたが、フライホイール付モーターや種別表示がパーツ式になる前の、現行仕様に向けた過渡期的な仕様になっています。
実車は昔過ぎて見たことがありませんが、小学生に入ったくらいの頃に当時の時刻表の付録かなんかだったのか、JR各社の特急・急行、JT、新型車両などを写真入りで載せた小冊子があり、そこにこのカラーの急行ちどり号、たいしゃく号が載っていて、このカラーの存在はかなり前から知っていました。
赤色は、広島県の木であるもみじをイメージしたそうです。227系は、それに加えてカープがコンセプトとして入ってるんでしょうけど、この頃はそんなところまでは意識してないんだろうな(たぶん)。調べてみるに、国鉄色から全車が塗り替えられる前に2代目の濃淡緑色への移行が始まったらしく、この塗装自体は割と短い期間しか見られなかったそうですね。
肝心の品は中古なので品質はあまり問いませんが、取り出して最初に目についたのが…

(インレタが貼ってあるわ。)
TOMIXのキハ58、28はいずれもシャッター式タイフォンがモールドで表現されています。ここで調べていくと、2304号車はタイフォンがスリット式だと判明。2300番代は若番車(冷改前の車番で301~328)は製造時点でスリット式タイフォンを装備しており、それに該当したようです。
広島のキハ28って車両数も少ないし、他の塗色も集めていたら車番が被るなぁ…と考えた管理人。
…スリット式に改造できないか??
変な考えが頭をよぎり、改造を始めるのでした。
改造にあたり用意したのがこちら。

1.2mmと1.6mmのドリルと、アイボリー色のタイフォン。
ドリルは模型のタイフォンを実測してちょうど穴が開くサイズが1.6mmという結論に。1.2mmは、いきなり本チャンの穴あけをやるとマズい気がしたので、位置決め的に開けるために使いました。
タイフォンはキハ40広島色から拝借してます。実車が同じ色の塗装なんだから、色合いはほとんど合うはず。デカい方のスリット式であるタイプBを使います。
まず1.2mmで中心付近をやや小さめにくりぬき、1.6mmで完全にくりぬいていきます。1.2mmで少し狙った位置からズレたと思えば、1.6mmで開けるときに位置を調整します。
くりぬいたら、穴の際をドリルの縁などで削り凸をなくします。製品の塗装を傷めないように気を付けながら…。
(ここで写真があればよかったのですが撮っていませんでした。ゴメンナサイ。)
ということで…

あとは… 左右にタイフォンをはめて裏から接着すれば完成!色合いもそんなに違和感なく出来上がったんじゃないでしょうか?

上から見た図。隙間なくおさまってくれています。
やっつけ改造ですが、個人的には満足です。
せっかくなので車体標記のインレタを貼って、完全態へ。 その他、某ネットオークションや分売パーツを駆使し、フライホイール付き動力に換装、種別幕をパーツ式にし、TNカプラーもSPタイプへ交換しました。これで、最新仕様のゴハチと並べても遜色なく楽しむことができそうです。
キハ28-2304の実車は、広島生えぬきの車両として終生過ごし、2000年2月に廃車となっているそうです。相方のキハ58-648も広島生え抜きの車両で、こちらは急行みよし号の廃止まで広島配置で残った3組キハ58型の1両でしたので、覚えている方も多いのではないでしょうか。
今回はやっつけ改造をご紹介しました。また何か悪知恵を思いついたらご紹介したいと思います。今回もご覧いただきましてありがとうございました。
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