製品化発表から約4か月、京阪神地区のJR西日本の最新形式、225-100系がTOMIXより発売されました。KATOからはもっと前に製品化されていましたが、どちらかといえばTOMIX信者だった(あくまで過去形)私は製品化発表のタイミングもあり、今回の製品を購入してみることにしました。

以前発売されたKATO製は、だいぶ前の221系以来青帯の色が水色に近く(というか水色)でコレジャナイ感を感じていた方も多かったようですが、公式から色調を再調整のうえ再生産と発表がありました。どちらを購入しようか決めかねている方もいるのではないでしょうか。

実車は2016年に運用を開始しました。もうなんだかんだで3年半になるのですね。最近、JR西日本区間から201系引退がニュースとなりましたが、元をたどれば225-100系が2020年度から増備とのことですね。地方線区は227系、京阪神エリアでも225-100系となると、今後JR西日本の一般形車両は、しばらくこの"顔"になるのでしょうか。

8両セットと4両セットが発売され、2セットの購入で12両の新快速を再現することができます。今回は4両セットのみを購入。早速中身を見ていきましょう。

●外観
一般的なセット用のブックケースに収納されています。
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●付属品
①パーツ
パーツには、先頭用の転落防止幌パーツ、行先パーツ、車番転写シート。227-0系や521系3次車などについている先頭の貫通扉用幌枠は実車に付かないためか付属しません。
先頭用の転落防止幌パーツはこちら。
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先頭用、中間用が2セット付属しています。この辺りは、以前発売された521系や227系と同じですね。

行先パーツはこちら。
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同じものが2セット入っています。
上から、「新快速 姫路」、「新快速 敦賀」、「B新快速 敦賀」、「A新快速 長浜」、「A新快速 米原」、「A新快速 野洲」、「A新快速 網干」、「A新快速 播州赤穂」、「A快速 姫路」、「A快速 米原」、「A快速 野洲」、「A快速 大阪」
大多数は路線記号(AB)設定後ですが、上2つのみ設定前のものも収録されています。そのほか、両先頭車には「A新快速 姫路」がセットされています。

転写シートはこちら。8両と4両で共通のようです。
DSC_19568両・4両合計4編成しかないこともあり、8両のI8、I9編成、4両のU4、U5編成の全編成の車番が収録されています。

●既存品との比較
当方には似た車体構造を持つ広島の227-0系、同じ塗装の223-2000系を所有していますので、そちらと比較してみました。

①ライトの点灯状況と列車種別・行先表示
結論からいうと、227系と比べても機構には特に変化はなさそうでした。
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おでこのパーツが正面から見ると隠れてしまう部分が出てきたり、尾灯の点灯はイマイチなのはそのままです。

②側面・妻面
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223-2000系と車両側面を比較。塗装は223-2000系の時同様、実車に近い色調になっています。台車は223系と同様ぽいです(←あまり詳しくない)。塗装や造形に関しては、安定の出来ですね。

入線報告は以上です。

新快速というと、Aシートが好調で、昨年12月に就任したJR西日本の新社長さんも拡充の検討に意欲的であるとの記事を見かけました。これまでの新快速のかたちは私にとっても非常になじみのあるものとなりましたが、今後さらに変わっていくさまも楽しみにしていきたいと思います。また、TOMIX・KATOとの共作で117系の製品化も決まっています。歴代新快速の車両のさらなる充実も楽しみです。




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