世間はクリスマスですね。私はそんなこと全く関係ありません。そんな私の職場では、組織の忘年会をやった途端にインフルエンザが蔓延しています。皆さんも体調にはお気をつけください。

さて、今日はかる~く小ネタのお話です。

TOMIXのM-9モーターといえば、現行多くの車両で採用されているモーターになります。それまでのM-5モーターに比べて速度の安定性や走行音が静かになりましたが、多くの方々が困っているのが故障の多さ。ネットで調べても、たくさん出てきます。

モーターの構造はざっくりとした理解しかしていませんが、原因は走行によりモーターのカーボンブラシが磨耗し、粉末状になったカーボンが絶縁部分に詰まる事が原因となるんですよね。

簡単にいえば、モーターは回るために電気が流れるべきところと流れてはいけないところがありますが、モーターを使いつづけていると流れてはいけないところに電気が流れるようになり、ショートしてしまうということです。

YouTubeでの動画やブログなどでも紹介されており、もう何番煎じになるかわかりませんが、今回動作が怪しくなってきたM-9モーターを、超音波洗浄器を使ってクリーニングした話をご紹介します。

超音波洗浄器ってナニ?という方もいらっしゃると思います。ざっくりいうと、超音波による微細な振動により、狭い・細かい部分の汚れを落とす装置です。メジャーな使い方としては、メガネや腕時計なんかの洗浄に使います。理化学実験で硝子器具を洗ったりすることもあります。

前置きが長くなりました。今回、超音波洗浄器としてこちらを導入しています。
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どんな超音波洗浄器でも性能的には同じだと思います。私が購入したのはオーム電機のSEN-U110R。メガネがゆったりと入れられるくらいのスペースです。中には水を張っています。

一方、こちらが今回の被験者たち。
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227系、113系、115系ファジアーノです。いずれの動力ユニットも、過去に室内灯付き・長編成を牽かせていて負荷が大きく、速度が不安定になったり、走行中いきなりショートして停止してしまったりしていました。

早速、動力ユニットからモーターを取り外します。
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一方こちらは、スーパーとかに売っている鮭フレークの瓶です。その中に入れているのは無水エタノール。薬局で手に入ります。モーターがすべて浸かるくらいの液量があればOKです。ここに、モーターを入れます。
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早速ぶっこんでみました。
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とりあえず5分。

モーターを引き上げ、瓶の中を見てみると…
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瓶をくるくると回してみると、底に黒く小さい粒が落ちてきました。これがモーターの絶縁部に詰まってたと…

実際に動かしてみました。
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どの車両も速度が安定し低速も改善したように感じました。ショートによる停止は全くなくなりました。効果はあるんじゃないかと思います。

アルコールは可燃物ですし、この作業には危険を伴う部分があります。機械や薬品の性質を知っておけばあまり問題はないように思いますが、あくまでも非公式な修理(?)方法なので実行されるかたは各自自己責任で行ってください。
(私は仕事柄、これらに関する知識を持ち合わせています)




行いたい方に、ざっと留意すべき点として思い浮かぶことといえば、
●超音波洗浄器は長い間稼働させっぱなしにしない(温度が上がり危険、5分程度で十分)
●超音波洗浄器には水以外の液体は張らないこと。(今回のように、水を張った中に、別容器に入れた水以外の液体を入れる)
●アルコールには火気を近づけない(火事になります)
●洗浄後のモーターは十分アルコールを乾かしてから組み上げる(発火の可能性有)
●アルコールを乾かすのにドライヤー等の使用は勧めません(発火の可能性有、アルコールは比較的早く乾きます)
●車両の分解、組上の際にパーツを無くさないよう留意する
●自己責任で行うこと


今日は小ネタということで、超音波洗浄器導入記念にざざっと書いてみました。あくまで裏技的な方法で、少し危険も伴う点もありますが、M-9モーターの故障にうんざりしてる方は試してみるのも価値アリかもしれません。

この度も、ご覧くださいましてありがとうございました



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