かつての栄華がしのばれる駅

長門湯本駅:美祢線
取材日:2019年2月10日

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たまたま友人と長門湯本温泉にいったついでに巡ってきましたので紹介します。
当駅のみ単発です。


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(遠景)
やや引きで駅前から。だだっ広い敷地はかつて送迎などでにぎわったのでしょうか。
温泉街は南に10分ほど歩きます。

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(駅舎全景)
荘厳な感じです。

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(駅名)
一時期、青春18きっぷのポスターにこんなアングルが多かったような。
中に入ってみましょう。

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(無人)
待合室はさすがに温泉で賑わった駅。やや広めの待合室が特徴です。だいたい駅舎の半分くらいの広さが使用されています。
窓口は板で閉鎖されています。以前は駅前商店で切符を委託販売していたそうですが、それも中止されています。

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(場内掲示)
時刻表。列車は各駅停車10往復、それに加えて臨時快速列車が長門市方面のみ1便設定されている日があります。
また美祢→長門市には別に、通学する学生(高校?)向けの臨時列車があるようですが、この時刻表には記載がありませんでした。
当駅は長門湯本温泉のみならず、俵山温泉などほかにも温泉地の玄関口になっています。駅では長門市内の5つの温泉の宣伝ポスターも掲示がありました。

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(改札口)
今では収受箱だけが下りるお客さんを待っています。
かつては急行停車駅でもありましたし、駅員さんが出迎え切符を受け取る姿が目に浮かびます。

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(ホーム)
上が長門市方面、下が美祢・厚狭方面を写しています。
1面1線のホームでかつては2面2線を有していました。

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(温泉街をバックに)
狙ったわけではありませんが、駅に到着すると5分と経たない間に厚狭行きが到着。
2名ほどの方が乗っていきました。
乗客は総勢20~30名ほどでしょうか。

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(静けさの戻った駅)
列車はおおむね1,2時間に1本。列車が来ない時間は静かな駅です。

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おまけ

温泉の泉質に興味のある私はだいたい成分表を何となく眺めるのですが、
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長門湯本温泉の泉質としては、古くからある温泉ということで源泉温は40度以上で加温はほとんど必要ありません。また、pH値が9以上のアルカリ泉でややヌメりのある温泉が特徴です。つるつるの湯、美人の湯なんていわれるところに多いです。
成分的にも主なアルカリ源としてメタケイ酸水素イオン濃度が高く、このような温泉は私には初めてです。
(以上、科学オタクの戯言でした。)

温泉はホテルの日帰り温泉ではなく、公衆浴場「礼湯」を利用させてもらいましたが…
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なんと入り口にこのような掲示が。
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閉館後の処遇はどうなるのかわかりませんが、2019年3月末で閉館とのこと。
歴史ある温泉だけに、惜しい限り。

私自身は当駅の存在もあり長門湯本温泉を知っていましたが、一般的にはどのくらいの認知度なのでしょうか。
帰ってから調べると、長門湯本温泉に関して以下のような取組みがありました。

(外部サイト(コロカルさんのサイト)へ移動します。)

老舗の廃業に危機感を示した自治体が民間と共同の取組みとして再生プロジェクトを行っているとか。
実際に紹介されているような河川の改修が行われていました。
連休の中日ということもあって、それなりに賑わっているように見えましたが、決して楽観できる状況ではないのかもしれません。

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駅構内では花壇と歓迎の看板がお出迎えしてくれます。
思い立ったら美祢線に乗って、長門湯本温泉への温泉旅行はいかがでしょうか。