ついにこの日がやってきました。
昨日限りで廃止という事で、管理人は最終日に行くことはありませんでしたが、昨年8月、今年1月に2回行き、お別れはしてきたつもりです。来訪した様子をもう一度振り返ってみようと思います。
布部駅
晴れていれば奥に芦別岳を始めとする山並みが綺麗な駅でした。北の国からの舞台にもなったらしいですね(←知らない)。
②山部駅
1月来訪時には駅前の旅館やまべ様にお世話になりました。
下金山駅
富良野~滝川にもありそうな駅舎でした。
④金山駅
比較的大きな駅舎でした。駅前も市街を形成しています。
危険物庫、詰所のような建物もありました。
富内線日高町~占冠~金山という路線の構想が実現した世界線も見てみたかったですね。
⑤東鹿越駅
沿線では一番駅周辺に人家が見当たらない駅でしたが、2016年の災害以降は代行バスへとつなぐ終着駅となってしまいました。
ホーム上の石灰石。
かつて釧網本線・中斜里まで運行されていた貨物列車が使用していた側線は荒れながらもそのまま。駅裏の工場は、現在でも稼働しています。
2016年の災害以降、最後まで新得方の出発信号機が停止現示から変わることはありませんでした。
⑥幾寅駅
映画鉄道員の舞台となったことは有名でした。
駅前にはロケセットが保存されており、訪問した現役時から幾寅駅としてより幌舞駅としてのアピールの方が強かったように思います。
去り行く代行バス…
腕木信号機は映画のロケ用で使用されておらず、駅構内の配線は棒線化されて信号機はありませんでした。
⑦落合駅
狩勝峠越え前最後の駅です。
補機運用などの名残で広い構内でした。被災後、草がどんどん伸びているような写真を見たことがありましたが、去年8月の訪問時には刈られたのかだいぶ綺麗になっていました。災害時には駅構内がほとんど泥で埋まったようです。
今回廃止区間の中で唯一跨線橋を有する駅でした。維持管理面を考慮すると、廃止後早々に撤去される可能性があるように思います。
新得方面に被災箇所のひとつである第4落合トンネル入口付近の土砂崩れ現場。反対側の出口も酷いことになっていたようで、復旧は最後までなされませんでした。
路線廃止に伴い、計7駅が今回は廃止となります。
金山ダムの風光明媚な風景がありましたが、それも見納めとなりました。
管理人は2回の訪問でカラバリ豊かなキハ40形をお目にかかりながら、最後の訪問を楽しむことができました。もう少し天気が良い日があったらというのが心残りです。
最後に、100余年前に建設に携わられた方々、長年に渡り運行や維持管理で当路線を支えられた方々と、地域発展に貢献した当路線に敬意を表します。
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