こんにちは。
大層ひさしぶりの記事ですが、先日熊本県多良木町のブルートレインたらぎを訪問しましたので、ご紹介します。
ブルートレインたらぎは、くま川鉄道・多良木駅に隣接する形で14系客車3両を宿泊施設として利用している施設になります。
(公式HP)
2010年に開業したブルートレインたらぎ。管理人は2011年夏に客車をひと目見るだけのために一度当地を訪問したことがありましたが、宿泊利用は初となります。
2021年にリニューアルが行われ、その際に塗装もやりなおされたそうで、青色がとても綺麗でした。

燦然と輝くはやぶさ号のヘッドマーク。
今頃の鉄なチビッ子達にとって、はやぶさ号は新幹線なのかもしれませんが、三十路をすぎたオッサンには未だにこちらの方がしっくりきます。
車両は全部で3両。スハネフ14-3、オハネ15-6、オハネ15-2003の3両。そのうち中間のオハネ15-6は寝台を撤去して食事などができるフリースペースに改装されており、実際に宿泊に使用する車両はスハネフ14-3とオハネ15-2003の2両となります。
今回は開放B寝台のスハネフ14-3を利用しました。

旅情たっぷりのB寝台への入口が良いのですよ。
B寝台車の特徴的な通路。この風景だけでも割とお腹いっぱいになるような気分です。
ということで宿泊はこちら。現役の時と大きく変わるものはなく、あらかじめ用意されたシーツを敷いて寝ます。
開放B寝台の場合はこの4人分の区画で販売されていますが、1人から利用可能で、料金も区画あたりではなく人あたりの料金で計算されます。
夕食は近くのレストラン「まつ藤」様へ。
食事や入浴のサービスは施設自体にはありませんが、食事は複数の飲食店や、スーパー、コンビニが徒歩圏内にあるため、これを利用することが可能です。また、施設に隣接して町営のえびすの湯という温浴施設があり、宿泊者には利用券がもらえますので、これを使用することが可能です(宿泊料金に含まれています)。
翌朝、チェックアウト前にもう1両のB寝台ソロの車内を見せていただくことができました。
ソロといえば現在のサンライズ瀬戸・出雲でも連結されていますが、14系(改造元は24系ですが)の場合は線路と垂直方向にベッドが向いている点がサンライズと異なるなという印象でした。
現在はこの客車で東京へ向かうことはできませんが、往時に思いを馳せつつ、利用されてみてはいかがでしょうか。
多良木町の中心にあり駐車場もありますので、自動車でのアクセスは容易です。現在肥薩線、くま川鉄道に運休が発生していますが、復旧の暁には鉄道でのアクセスも容易になるでしょう。バイク、ロードバイクの方も宿泊されており、いろいろな方に使える宿だと思います。
今回はブルートレインたらぎの訪問記を紹介しました。最後までお読みくださいましてありがとうございました。
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