こんにちは。

前々回にキハ54形の撮影記録をご紹介しましたが、その続きとなります。

北海道では保存車としてキハ22形が一定数保存されていますが、そのうちの2両、相生線北見相生駅跡のキハ22-69、標津線西春別駅跡のキハ22-239の元を再訪してきました。

まずは北見相生駅跡。2022年7月23日に2020年11月以来の再訪です。
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当日は雨がちの天気でした。午後の訪問ですが、建物を利用した喫茶店はすでに営業を終えていました。
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いました。キハ22-69。

キハ22の保存車自体は少なくないのですが、そのほとんどが朱色一色の首都圏色で、ツートンカラーの所謂国鉄一般色の塗装での保存車は珍しいように思います。

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隣に保存されるスハフ42-502。ライダーハウスとして利用されていた、というような話を聞いたことがありますが、ドア横の室外機がシュールです。

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線路の終端付近には除雪車や貨車も保存されています。貨車には幌延駅常備と書かれており、必ずしも相生線にゆかりがあるわけではなさそうです。

P1030329駅跡には道の駅あいおいが併設されています。お立ち寄りの際は、名物クマヤキを頂いてみましょう。


次に標津線西春別駅跡へ。こちらは2021年8月以来11か月ぶりです。
P1030397こちらに保存されているのはキハ22-239。ホームとともに、1両ぶんの線路だけ残されてその上に置かれています。

画像検索をすると、過去には国鉄っぽくないレタリングで車番などが書かれた画像も散見されますが、直近の姿は割と綺麗な朱色で、レタリングの字体も非常に現物っぽいです。
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標津線のうち、別海町内に所在した駅の駅名票が保存されています。そのうち西春別駅の駅名票はホーム上に設置されています。車内も見学してみたいですが、あいにく鍵がかかっており立ち入りはできません。

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駅跡にはこのほか、SL、車掌車、除雪車も保存されています。

ちなみにこのSLはサハリン向け(日本時代ではない)に製造され輸出されたものを別海町が買い戻したシロモノだそうで、運転席周りが耐寒のため密閉構造となっているなど、日本向けと仕様が異なる部分があります。

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わずか11か月ぶりに訪れた理由はこちら。保存車のかたわらにある鉄道記念館。前回訪問時は休館だったのです(月曜休館)。

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標津線廃止が決まった頃の写真の切り抜き。長大4線として天北線、標津線、池北線、名寄本線は廃止まで紆余曲折があったといいます。

池北線はふるさと銀河線として存続しましたが、名寄本線の一部も存続という線があったようです。
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廃止時の列車に掲げられたというヘッドマーク。管理人は廃止時にはまだこの世に生を受けてすらいなかったのですが、残っていれば一度乗ってみたかったです。

ということで今回はキハ22形の保存車を取り上げました。この旅行の記録はもう少し続きます。今回も最後までお読みいただきありがとうございました。



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